長年燻っている想いからその時々の萌えまで。
× [PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。 「ザークシーズ!」 ぐらり、突然の眩暈に崩れそうになったところを、背中を掬われ支えられた。 片手で書類を持つ彼は、不安定な私を自身の身体に引き寄せる。 いくら彼よりだいぶ小柄とはいえ、片手で大の男を支えるのは難しかったのだろう。 引かれるままに、凭れかかるように彼の胸に納まった。 は、と小さく息を整え、脱力した身体に力を入れようと試みるも上手くいかない。 背を支えられて、重力のまま軽く仰け反った私の顔を覗き込む亜麻色が、あまりにも近かった。 驚き、離れようと腕を突っ張る。 なんとか肘までの分距離を取れば、するり、背中から腰へと落ちた彼の手。 それでも完全には離れてくれない腕と、やはりまだ近い瞳。 むしろそれが距離を縮めてくるのにも、 逆らえない。 抗えない。 「ザークシーズ」 先ほどの焦ったものと異なり柔らかく降ってきた声に、促されるように瞳を閉じた。 ちゅーが描(書)きたいっ!と、思ったのに。 中途半端w PR |
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プロフィール
HN:
kao
性別:
非公開
職業:
秘書ときどき旅人
自己紹介:
PH・青祓・幽白・炎ミラ・その他ジャンルいろいろ。
長年燻っている想いからその時々の、萌えの欠片を集めました。 更新は自由気まま。リンクは同人サイトに限りフリーです。貼るも剥がすもご自由に★
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